point 音声とコンピュータ

人間の音声をデータとして扱い,コンピュータで処理する技術を総称 して音声情報処理と呼びます.人間の言葉を文字へ変換する音声認識, 逆に文字を人間の言葉に変換する音声合成など様々な技術が含まれます. 音声検索や歌声の合成など徐々に身近な技術となってきていますが, まだまだ未解決な問題が多くあります.例えば様々な感情がこもった声を合成したり,逆に感情がこもった音声を認識するといったことはなかなか困難です.本研究室では,このような音声に関わるさまざまな研究を行なっています.

point 人工知能(AI)と音声情報処理 

最近ニュースなどで人工知能という言葉を頻繁に聞くようになりました.特に囲碁のチャンピオンを人工知能が破ったことは,大きな反響を呼びました.最近,人工知能が注目されるようになったのは,機械学習の一手法であるディープラーニングの成功によるところが大きいと言えます.この機械学習と音声認識は,切っても切れない深い関係にあります.音声には様々な変動要因があり,これを認識するためには多数話者の大量データの分析が必要となります.このため古くから機械学習を利用してきました.ディープラーニングも,まず音声・画像認識分野で成功を収めました.現在では音声認識のみならず,音声合成,声質変換など,さまざまな音声情報処理技術に応用されています.ディープラーニングは一般的に計算量が多く時間がかかりますが,本研究室では科学技術計算用GPUを装備した計算サーバを多数揃え,高速計算を行なっています.

最新情報

2021.3.10
音響学会春季講演会にて堀幸央君が歌声変換について発表しました.[変換例]

2020.3.9
情報処理学会東北支部研究会において高田凌志君が歌声音声合成におけるブレス挿入について発表しました.

2020.12.8
APSIPA Annual Summit and Coference 2020にて佐伯和哉君が感情音声認識の言語モデルについて発表しました.

2020.11.28
東北地区音響学研究会において佐伯和哉君が言語モデル適応について,堀幸央君が歌声変換について,齋藤順平君がマルチモーダル対話システムについて発表しました.

2020.9.11
日本音響学会秋季講演会において羽田優花さんが感情認識の認識手法に関する発表をしました.

2020.3.16-8
日本音響学会春季講演会において佐伯和哉君が感情音声認識の言語モデルについて発表しました.

2020.3.10
情報処理学会東北支部研究会において,羽田優花さんが感情認識に関する発表を行ないました.

2019.11.30
本研究室M1の稲葉成美さん,齋藤順平君が第2回東北地区音響学研究会で研究発表しました.

2019.10.17
本研究室M1の佐伯和哉君が感情音声認識の言語モデル適応について,IEEE GCCE2019で発表しました.

2019.10.2
3年生6名が仮配属されました.

2019.9.12
ドイツで開催された23rd International Congress on Acousticsにおいて,自発音声による感情認識について発表しました.

2019.9.4-5
日本音響学会秋季講演会においてM1の佐伯和哉君が感情音声認識について,羽田優花さんが感情認識について発表しました.

研究

小坂研究室では,音声認識を中心とした音声情報処理の研究を行っています.また機械学習応用の研究も行っています.主な研究テーマは以下の通りです. [詳細]

  • 話し言葉の音声認識
  • マルチモーダル対話システム
  • 声質変換
  • 音声合成
  • 音楽情報処理
  • 発音自動評定