point 音声とコンピュータ

人間の音声をデータとして扱い,コンピュータで処理する技術を総称 して音声情報処理と呼びます.人間の言葉を文字へ変換する音声認識, 逆に文字を人間の言葉に変換する音声合成など様々な技術が含まれます. 音声検索や歌声の合成など徐々に身近な技術となってきていますが, まだまだ未解決な問題が多くあります.例えば様々な感情がこもった声を合成したり,逆に感情がこもった音声を認識するといったことはなかなか困難です.本研究室では,このような音声に関わるさまざまな研究を行なっています.

point 人工知能(AI)と音声情報処理 

最近ニュースなどで人工知能という言葉を頻繁に聞くようになりました.特に囲碁のチャンピオンを人工知能が破ったことは,大きな反響を呼びました.最近,人工知能が注目されるようになったのは,機械学習の一手法であるディープラーニングの成功によるところが大きいと言えます.この機械学習と音声認識は,切っても切れない深い関係にあります.音声には様々な変動要因があり,これを認識するためには多数話者の大量データの分析が必要となります.このため古くから機械学習を利用してきました.ディープラーニングも,まず音声・画像認識分野で成功を収めました.現在では音声認識のみならず,音声合成,声質変換など,さまざまな音声情報処理技術に応用されています.ディープラーニングは一般的に計算量が多く時間がかかりますが,本研究室では科学技術計算用GPUを装備した計算サーバを多数揃え,高速計算を行なっています.

最新情報

2017.3.20
学位記授与式が行われました.研究室4年の新庄優里加さんが情報科学科優秀学生として表彰されました. [詳細]

2017.3
研究室学生計4名が情報処理学会東北支部研究会,情報処理学会全国大会に参加,研究発表をしました. [詳細]

2017.1.31
3月7日に情報処理学会東北支部研究会が山形大学工学部で実施されます. 奮ってご参加ください.

2016.11.29
5th Joint Meeting of the Acoustical Society of America and Acoustical Society of Japan にて多対多声質変換に関する発表を1件,音声区間検出に関する発表を1件行いました. [詳細]

2016.9.16
The 22nd International Congress on Acoustics (ICA2016) にて声質変換に関する発表を1件,日本音響学会秋季研究発表会にて音声認識に関する発表と声質変換に関する発表を1件づつ行いました. [詳細]

2016.3.20
学位記授与式が行われました.研究室4年の真壁大介君が工学部優秀学生として表彰され,情報処理学会東北支部学生奨励賞を受賞しました. また研究室4年の小関健君が情報科学科優秀発表賞を受賞し,学位記代表授与者を務めました. [詳細]

研究

小坂研究室では,音声認識を中心とした音声情報処理の研究を行っています.主な研究テーマは以下の通りです. [詳細]

  • 話し言葉の音声認識
  • マルチモーダル対話システム
  • 声質変換
  • 音声合成
  • 英語発音の自動評定
  • マルチモーダル対話コーパス